IT技術にまつわる実験ノート

「長編を書くより、短編を数多く完成させてください。それが上達への近道です」 by 手塚治虫

「パパは脳科学者」ざっくりまとめ

p. 38

ところで、「三つ子の魂百まで」ということわざは、脳科学的にも、ある意味では本当です。脳の神経細胞の数は「おぎゃー」と誕生した瞬間が一番多くて、あとは減っていきます。そして3歳になるまでに約70%の神経細胞を排除します。生き残る神経細胞は約30%。その後、その30%は変化しません。健康ならば100歳を超えても、この30%を保持し続けます。つまり、3歳までに残った神経細胞を一生使うのです。

p.116 『1歳8ヶ月』

誰もが通る道とは知っていましたが…。ついに娘にも「イヤイヤ期」がやってきました。いわゆる「第一反抗期」です。

p.121

積み木や立体パズルで 遊ぶのは、脳の成長に有効です。

p.168

 読むという「入力」より、自分で書くという「出力」を大事にすることは、妻と共通した価値観です。脳科学の点からも、読んだり聞いたりする「入力」より、しゃべったり書いたりする「出力」のほうが重要だということは、はっきりしています。

p.168

 知識は、仮にきちんと脳に叩きこまれていても、必要な時にそれが出てこなかったら、外部から見れば「覚えていない」ことと同じです。

 p.172

だから、 娘から「これはどうしてなの?」と効かれても、私はすぐには答えを教えません。間違ってもいいから、まずは自分で考えてもらうようにします。

p.172

絵本も同じです。親が読み聞かせる「入力」よりも、試行錯誤しながら自分で読む「出力」を重視しています。あるいは、日記を書かせたり、今日あったことを聞いてやったりと、できるだけ娘の脳から「出力」する機会を増やすように工夫をしています。

 p.244

 しつけは、専門用語で「強化」と「弱化」と呼ばれる方法に分類されます。
「強化」はほめることで、その行動を再び取るように意欲を強めることです。
「弱化」はしかることで、その行動を二度と取らないように意欲を弱めることです。
育児本には、いろいろな「しつけ法」が書かれているように見えますが、いずれも究極的には、この2つのどちらかに分類されます。強化にせよ、弱化にせよ、しつけがおこなわれると、子どもは親の行動や判断をモデルにして、自分に取り入れていきます。

p.291

親に絵本を読み聞かせてもらっている子どもは、脳の前頭葉が強く活動していることが知られています。親子のコミュニケーションが多ければ多いほど、脳は強く活性化します。 

 p.296

4歳までに「マシュマロ・テスト」に合格できるだけの力を養うことは、一つの目標でした。

 p.297

 4歳の時点で合格する子は、全体の30%と言われ、その30%の合格者は、大人になっても好ましい人生を送る傾向があることが知られています。

 p.297

 4歳という幼児の時期に、成人後の将来をここまで予見できる試験法はほかになく、マシュマロ・テストは簡便ながらも、発達心理学の分野では、特に成功しているテストとして知られています。逆に言えば、幼少時に獲得する「自制心」がそれほど、一生にわたって利いてくるということでもあります。